●環境開発
環境問題は今後、人類が解決しなければならない大きな社会的課題の一つです。
環境開発活動の一環として、海外の環境調査及び環境保全事業を行いました。
環境調査では、土壌・地下水汚染調査や、汚染除去対策の立案を行い、深刻化する現地の環境汚染を改善するための提案を行いました。
環境保全事業では、頻発する洪水や土石流を防止し、住民の安全確保や、田畑流出による経済的損出を防ぐことを目的とした、植林事業の実現可能性調査を行いました。
油による土壌・地下水汚染(イラン)
植林事業の対象地域(中国)
●社会開発
日本経済に強いつながりを持つアジアの新興国には、包装技術と効率的な物流システム分野における専門家が不足しています。
アジアの地域経済の発展と、住民生活の向上をはかるための人材育成事業として、高度な技術を身につけた人材を継続的に育成するための拠点(技術センター)設立事業の実現可能性調査に取り組みました。
施設建設の検討のための模型
●その他の実施例
・開発途上国のニーズを反映した医療関係施設建設計画の立案を行いました。
医療関係施設の計画案
・開発途上国では経済発展に伴い特に、都市部での人口増加が続く地域があります。これらの都市部の中には、水環境汚染が顕在化する地域もあり、下水処理施設の拡充が求められています。このような地域の下水処理施設の施工管理を行いました。
下水処理場建設時の施工監理(メキシコ)